2009年3月22日日曜日

Animal models of pain: progress and challenges

Nature Reviews Neuroscience 10, 283-294
著者のJeffrey S. Mogilはこんなのとか書いているひと。Decade of Painも終わりにさしかかり、盛んな基礎研究が臨床に生かしきれていない、という不満が高まっているのでしょうか。数年前にARDS治療薬でも同様の議論はありましたが、色々と考えさせられる問題です。
今回のreviewは基礎研究者の立場から、自分たちの使っている動物モデルを点検し、その問題点を指摘して最終的にはよりよい動物モデルを探しましょう的議論ですが、臨床サイドからのアプローチがもっとあってもよいのではないかと思います。
議論が先行したARDSを例に考えると、「ARDSは症候群であって病気ではない。複数の病態を含み得るものを単一の治療の対象としてよいのか?」という問題があります。臨床サイドの仕事としてARDSを病態で細分化すれば、失敗に終わった薬剤もまた別の結果をとるかもしれないという議論ですが、じゃあPainは?

0 件のコメント: