2009年3月24日火曜日

Profiling of dynamically changed gene expression in DRG post peripheral nerve injury and a critical role of injury-induced GFAP in maintenance of pain

Pain in press
SNLラットのL5/L6 DRGを採取してマイクロアレイ。ipsi/contraでgene expressionに差を認めた遺伝子を同定した。
その中で、発現変化のタイムコースが痛覚過敏の時期に一致しそうな遺伝子をピックアップ。その中にあったGFAPに注目。
GFAPはnerve injuryでDRGで増加する、GFAP-/-マウスではSNLによる痛覚過敏が発現しないし、GFAPのアンチセンスでSNL後の痛覚過敏がリバースされる。
GFAPがどのようにして痛覚過敏に貢献しているのかはっきりしない点は不満だけど、DRGのサテライト細胞が活性化することで神経因性疼痛が生じうることを明らかにした点において興味深いです。
神経損傷における炎症細胞・グリア細胞の活性化はここ数年の流行ですが、研究の場は脊髄後角でした。この論文はそこから離れてDRGのグリア細胞を研究したわけで、今後DRGのグリア細胞がもっと注目されるといいなと思います。
S先生も以前、DRGのGFAPの発現が気になるとのコメントをしていましたが・・・あの時点で実験を始めていてもこの論文に先行を許したでしょうから、着想としてハズしていなかったと思っておいて下さい。

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