2010年5月22日土曜日

Long-term effect of sciatic nerve block with slow-release lidocaine in a rat model of postoperative pain

リドカイン徐放シート開発の報告です。
図1にin vivo, in vitroでリドカインがどのようにリリースされていくか示されています。最初の一日で40%程度が放出され、80%ぐらいは残り3日間で放出されるようです。
術後痛モデルに応用すると、3日間にわたって痛覚過敏が抑制されることがわかります(図2)。徐放シートを用いることでリドカインの血中濃度の上昇は抑制(図4)され、運動能も抑制されにくい(図3)ことがわかります。術後痛モデルでは脊髄後角ニューロンにc-fosが発現しますが、これもリドカイン徐放シート群では発現が抑制されています(図5, 6)。組織学的にも神経障害性は認めない(図7)ようですのでヒトへの応用が期待できるのではないでしょうか。

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