2010年11月30日火曜日

遷延性術後痛

Painより
A prospective study of neuropathic pain induced by thoracotomy: Incidence, clinical description, and diagnosis
Pain in press
neuropathic painの新しい基準で開胸術後の遷延性術後痛を前向きに診断した研究結果。約半分がneuropathic pain (NP)と診断できるらしい。神経損傷があって、それが原因で慢性痛に移行するというストーリーで病態を解説できるのは全体の半分しかないのであれば、残り半分の疼痛の病態はいったいなんなのだろうか?
NPといつ症状と神経障害という病態の乖離についてコメントしているeditorialがついてます。

2010年11月8日月曜日

focus on pain

Nature medicineがpainに関する総説のシリーズを掲載しています。どのreviewも勉強になりそうですが、いっぺんに掲載されるとどれから手をつけたらよいのか分からなくなると言う欠点があります。Nociceptor sensitization in pain pathogenesis pp1248 - 1257 Michael S Gold & Gerald F Gebhart, Nature medicine16(11)が個人的にはもっとも参考になりそうです。
Neuronより
VGLUT2-Dependent Glutamate Release from Nociceptors Is Required to Sense Pain and Suppress Itch 68, 543–556, November 4, 2010 Nav1.8cre/VGLUT2loxでコンディショナルKOすると疼痛が減弱する一方でかゆみが増強するし、痛み刺激によるかゆみの緩和が失われる、との報告。