2011年2月12日土曜日

h-index

British J Anaesthesiologyより
h-indices in a university department of anaesthesia: an evaluation of their feasibility, reliability, and validity as an assessment of academic performance Br. J. Anaesth. (2011) 106 (3): 325-330.
今回は学術的なことではないのだが、トロント大学で麻酔科のアカデミックポジションを持っている人たちのh-indexを調べてみました、という大胆な企画。h-indexは学術活動のアウトプットがどれくらいあるかを示す指標で、h-indexが10ならば、10回以上引用された論文が10本以上あるということになる。上位のポジションの人ほどh-indexは高くて、教授ではmedianで18とのこと。助教クラスで破格に高い人がいるが、これはh-indexが高くても他の理由で次のポジションに上がれないのか、次のポジションに上がる人たちは助教の頃からh-indexが高いのか、その後の経過が知りたいところです。

2011年2月5日土曜日

慢性痛と高次脳機能

Painより
Increased hippocampal glycine uptake and cognitive dysfunction after peripheral nerve injury
神経障害性疼痛患者の高次脳機能が正常ではないことが報告されていますが、動物実験においてNerve injuryがanxietyとseeking behaviorに影響をおよぼし、その背景に海馬NMDA-EPSC電流のグリシンによる促進作用の消失があることを示した論文。慢性痛の中枢へ及ぼす影響は動物実験でも徐々に明らかにされていますが、まだまだ分からないことがたくさんあって魅力的だと思います。