2011年5月29日日曜日

LTPと疼痛

Molecular painより
脊髄LTPと疼痛の関係についてのSandkuhlerらのreviewです。動物実験、ヒトにおける基礎研究そして臨床研究を網羅した大作です。
術後に生じるsecondary hyperalgesiaは脊髄の疼痛プロセシング変化(それがLTPかどうかは別にして)に関係していて、局所麻酔やケタミンで予防することができる、実際の疼痛レベルにはprimary hyperalgesiaが関与するのでLTPを制御しても疼痛レベルは変化しない、とのこと。
臨床的にはオピオイド投与後のhyperalgesiaとLTPとの関係がよりインパクトのある話題ではないかと思います。慢性痛との関連はこのreviewを読んでも僕にはよく分かりませんでした。

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