2011年9月3日土曜日

笑気麻酔と遷延性術後痛

Painより
Chronic postsurgical pain after nitrous oxide anesthesia Pain, in press
笑気麻酔の有用性を検証するENIGMAトライアルというものがあるが、その対象となった患者にどの程度遷延性術後痛が生じているかをインタビューして検証した論文。 全体の10%に遷延性術後痛が存在し、その頻度は笑気麻酔で有意に低いとのこと。面白いことにacute painの段階では両者に有意差はない。現在ENIGMAIIトライアルが進行中で今回の結果は再検討される予定。
笑気麻酔、少しは見直されるでしょうか。

2 件のコメント:

河野達郎 さんのコメント...

この論文のfollow upの結果が気になります。笑気復活になるでしょうか。

fumimasa amaya さんのコメント...

現在の笑気に対する評価は商業的動機に基づいたバイアスがかかりすぎていますよね。痛みのメカニズムから見たメリットが臨床的裏付けが示されるとよいと思います。