2011年12月3日土曜日

ケタミンもう一つの作用

J Neuroscienceより
Microglial Ca2+-Activated K+ Channels Are Possible Molecular Targets for the Analgesic Effects of S-Ketamine on Neuropathic Pain. J Neurosci. 2011 PMID: 22131399.
ケタミンはラセミ体で、S体とR体が混じっているのだが、S-ケタミンはR-ケタミンよりも鎮痛効果が強い。ケタミンが体内で様々な作用点を持って鎮痛効果を示すことは広く知られているが、あらたな作用点として脊髄マイクログリアに及ぼす影響を調べた論文。
S-ケタミンはIba1, マイクログリアにおけるIL-1, pp38MAPK等の発現とカリウムチャネルの興奮性を抑制する。この作用はR体では明らかではない。S体とラセミ体を比べれば、当然ながらS体の方がより効果は高い。
S-ケタミン、そろそろ市場に出回るのではないかと期待しているのだがどうなのだろう?

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