2012年1月1日日曜日

TRPチャネルを抑制する内因性因子

J Neuroscienceより
Resolvin d2 is a potent endogenous inhibitor for transient receptor potential subtype v1/a1, inflammatory pain, and spinal cord synaptic plasticity in mice: distinct roles of resolvin d1, d2, and e1. J Neurosci. 2011 PMID: 22171045
TRPチャネルは痛覚の受容や脊髄後角のシナプス回路形成に働いていることは周知の事実でしょう。炎症を収束させるのに重要な脂質成分Resolvinが直接的にTRPA1とTRPV1を抑制させることを報告した論文です。Resolvinのサブタイプd1, d2, e1それぞれTRPV1/A1へのアフィニティが違っている。合計6種の組み合わせがどのような意義を持つのかは今回の解析では不明。Resolvinの作用は脊髄でも末梢でも認められる。
末梢神経の痛覚受容体が直接的に修飾され痛覚受容の大きさ自体が変容する・・・というストーリーに関心があるので紹介しました。

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