2012年3月21日水曜日

抗うつ薬の鎮痛機序

Painより
An increase in spinal cord noradrenaline is a major contributor to the antihyperalgesic effect of antidepressants after peripheral nerve injury in the rat. Pain. 2012 PMID: 22424692.
慢性痛に効果のある抗うつ薬であるSSRI、SNRI、ノルアドレナリン再取り込み阻害剤が脊髄モノアミン濃度に与える影響をマイクロダイアリシスで調べて、鎮痛効果を阻害剤でブロックして作用点を割り出しています。
SSRIは5HT>NE、SNRIはNE>>5HT、NRIはNEを増加させ、それぞれの効果は順番に、5HT阻害剤、5HT阻害剤+アドレナリンα2受容体阻害剤、アドレナリンα2受容体阻害剤でブロックされる。
SNRIであるミルナシプランでは5HTの上昇は一過性であるのに対してNEの上昇は大幅で持続的であることが目を引きました。

2 件のコメント:

河野達郎 さんのコメント...

キリ番逃した。誰だったんだろう。

fumimasa amaya さんのコメント...

次回キリ番は逃さないようがんばってください。
Facebookには書いたのですが、この論文は中島先生小幡先生の労作です。アクセプトおめでとうございます。